AIで検図時間を大幅短縮!株式会社システムインテグレータが検図AI「KENZ」を2025年7月1日にリリース
2025年5月8日(木)12時17分 PR TIMES
株式会社システムインテグレータ(本社:さいたま市中央区、代表取締役社長:引屋敷 智、東京証券取引所スタンダード市場 証券コード3826、以下「当社」)は、設計図面の検図業務を大幅に効率化する新しいAIサービス「KENZ」を2025年7月1日にリリースします。
本サービスの提供は、2025年4月に開始した製造業向けAIエージェント事業の一環であり、当社は各種AIサービスの提供を通じ、単なる省力化にとどまらず、人が本来取り組むべき創造的な業務へ時間を振り向けられる環境づくりを目指しています。
検図AI「KENZ」とは
検図AI「KENZ」は、図面に不備がないかを確認する検図業務をAIがサポートする新しいサービスです。
多くの現場での検図業務では、図面を作成した設計者によるセルフチェック、上司によるダブルチェック、そして承認者による最終チェックと膨大な時間とコストがかかっています。この検図業務の手法はこれまでほとんどアップデートされておらず、人間が隅から隅まで目で見てチェックを行っています。
「KENZ」のAIによる検図支援機能は、設計者を単純なチェック作業から解放し、設計リードタイムの短縮と本質的な検図への集中を可能にすることで、品質向上と製造工程におけるロスの削減に貢献します。
※AIによる検図支援機能は特許出願中の技術を利用しています。
検図AI「KENZ」ホームページ
https://products.sint.co.jp/kenz
検図のAI化が求められる背景
製造現場では人手不足が深刻化する一方で、多品種少量生産への対応や、顧客ニーズの高度化・多様化に迅速に応えることが求められています。
限られた人的リソースの中で新規図面や図面変更が増加しており、現場部門の負担は年々大きくなっています。
当社が実施した、検図業務に従事する方々を対象とした調査では、42%の方が「検図の負荷が高い・時間がかかる」といった課題を感じていることが明らかになりました。
こうした現場の声を受け、私たちは検図AI「KENZ」の開発に着手しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7603/153/7603-153-f5addb61a8ab0d614f01c05917b7fcab-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
検図AI「KENZ」の特徴
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7603/153/7603-153-073528cd19354fce9817d9b84cdedbc9-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
特徴1:オンプレミス環境で提供可能
KENZは、お客様のネットワーク内で動作させることができます。
ChatGPTのようなインターネット上のサービスと異なり、機密情報である図面を外部のインターネット環境にアップロードすることなく利用することができるため、現状のセキュリティ基準から変更することなくすばやく運用を開始することが可能です。
特徴2:お客様別の検図業務に対応可能
KENZは、お客様個別の要件に柔軟に対応することができます。
お客様によって、検図のポイントは大きく異なります。どの企業でも行うだろう基本的な検図の機能を基本機能としてご提供するだけでなく、ヒアリングのうえ、大幅な効率化が見込まれるご要件については個別で対応し、お客様の検図業務効率化を最大限サポートします。
特徴3:直感的でわかりやすい画面
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7603/153/7603-153-f98c0a79a0be7a654b5968f59d6a5ff8-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7603/153/7603-153-b2aaf0e2516582cbf571766307cfd48a-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
KENZは、専門的なAIの知識を持たない設計従事者の方でも直観的に利用することができます。KENZは、2ステップの簡単な操作でAIによる検図結果を確認できます。
- 図面と関連する書類をアップロード
- チェックしたい観点を指示
操作トレーニングはほぼ必要ないため、現状の検図業務にすばやく組み込んでいただことが可能です。
AIで実現可能な検図内容の例
KENZは図面関連ドキュメントのテキスト内容と図面に記載の形状やテキストを用いて、お客様個別のさまざまな検図業務に対応することができます。
例えば、以下のような検図に対応することができます。
- 部品表と組図内の部品構成の整合性チェック
- 組図内の部品構成がもれなく図面に表記されているかの確認
- 図面内の表記と端子ユニット表の整合性チェック
- 図面内の端子配置と端子一覧表の表記の整合性チェック
- 複数ドキュメント間の部品名、図面番号、型番の整合性チェック
- 複数図面間の表記の整合性チェック
- 特定の形状の検出(要注意箇所の抽出)
- 寸法の抜け確認
- 公差の確認
サービス内容ご紹介セミナー開催
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7603/153/7603-153-5ccf13301f12a5dd61e7a8f55917b948-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本セミナーでは、KENZを用いて従来の検図業務をどのように変革できるのか、そしてAIによって実現する新しい検図のかたちをご紹介します。
御社の検図を、AIの力で一歩先へ。ぜひこの機会にご体感ください。
お申し込みページ
https://products.sint.co.jp/kenz/seminar/20250527
参加者特典
本ウェビナーにご参加いただいた方には、検図AI「KENZ」を用いた無償検証を優先的にご案内いたします。
現在、多くのお客様より「自社の検図業務に適合するかを見極めたい」とのご相談をいただいており、通常は順番待ちとなっておりますが、ウェビナー参加者の皆さまには特別枠をご用意しております。
開催概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/7603/table/153_1_469184314857f599b86d4fde67a703cd.jpg ]
※全日程同様の内容です。
今後の展望
当社は「時間を与えるソフトウェアを創り続ける」というミッションのもと、AI技術を活用した業務課題の解決に取り組んでいます。2025年4月には製造業向けAIエージェント事業の立ち上げ、現場の複雑な判断業務や情報検索の効率化など、日々の業務に寄り添うAI活用を推進しています。
今回の検図AI「KENZ」もその一環であり、単なる省力化にとどまらず、人が本来取り組むべき創造的な業務へ時間を振り向けられる環境づくりを目指しています。今後も業種や業務領域を問わず、AIを通じた業務変革を支援し、日本の産業全体の生産性向上に貢献してまいります。
株式会社システムインテグレータについて
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証スタンダード)
所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
代表者:代表取締役社長 引屋敷 智
資本金:3億6,771万2千円
URL:https://corporate.sint.co.jp/
事業内容:
パッケージ・ソフトウェアおよびクラウドサービス(SaaS)の企画開発・販売、コンサルティング(ERP、開発支援ツール、プロジェクト管理ツールなど)
AIを使った製品・サービスの企画開発および販売、AI関連のソリューションの提供・支援およびコンサルティング
■本件に関するお問い合わせ
株式会社システムインテグレータ インキュベーション部 部長 KENZ事業責任者 佐藤 嘉彦
E-Mail:kenz_contact@sint.co.jp
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