赤星憲広、阪神・伊藤将司の開幕ローテ入りが厳しいかもしれないと思ったワケ
2025年3月9日(日)17時30分 マイナビニュース
元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が2月20日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で公開された動画「今シーズンの阪神大丈夫!? 赤星がぶっちゃけで解答!!」に出演。阪神・伊藤将司の開幕ローテーション入りが厳しいかもしれないと思った理由を語った。
○2月16日広島戦の投球内容を振り返る
阪神が11対0で大敗した2月16日の広島戦についてトークするなかで、この試合2回を投げて被安打3、2失点だった伊藤将司の話題に。赤星氏は「ピッチャーの基本って真っ直ぐじゃないですか。真っ直ぐがどれぐらい走るかで、どこまで相手バッターに通用するかっていうところが、この2月の中旬ぐらいだと、課題に取り組む上で第1段階だと思うんですよ」と説明した上で、「昨日は変化球ばっかり。ほとんど真っ直ぐがない」と、伊藤の投球内容を振り返る
続けて、「彼は、やっぱり変化球が多いってことは、真っ直ぐがある程度コースにバーンって(決まって)速く見せないと、(変化球も)生きないタイプじゃないですか。基本的には外の落ちる系のツーシームとかで勝負するタイプのピッチャーやからね」と、いかに緩急をつけるかが大事なタイプのピッチャーだと語りつつ、「昨日見てると、結局真っ直ぐが少ないからみんな変化球待ってるし、真っ直ぐには手を出さへんのですよ、たまにしか来ないから。で、結局、変化球を狙われて変化球ボコボコ打たれてみたいな」と、広島の打者に打たれた理由を解説した。
また、「そうなると、やっぱり厳しいかなって。ローテーション入ってくるのはみたいな」と率直な印象をこぼし、「もう今だって普通に考えて5人決まってるからね。西、大竹、村上、才木、ビーズリー。で、6人目をどうするかっていうところで、将司と門別」とも話していた。なお、伊藤はその後の対外試合でも3試合連続失点とピリッとしない投球内容となっている。
【編集部MEMO】
『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』は、「LITEVIEW」アプリで毎週月曜(20:00〜20:30)に放送されている音声番組。『Going! Sports&News』(日本テレビ系)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)などで野球解説者として活躍する赤星憲広氏が、“ならでは”の野球トークを繰り広げる。番組には不定期でゲストも登場。これまでに、濱中治氏や八木裕氏をはじめとする阪神のOB選手や、オリックスのT-岡田や中川圭太らが登場している。公式YouTubeチャンネルでは、番組のダイジェスト版が毎週金曜に配信中。