ラミレス、巨人キャベッジが打つべき打順を語る「2番・3番OK !」「5番は…」
2025年5月2日(金)17時30分 マイナビニュース
元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が4月25日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【神助言】『ファーストストライクを狙え』元巨人4番が伝授!! キャベッジ2つの弱点と克服法! 30HR打つ方法とは!? 【ラミレス×スポーツ報知コラボ(1)】」に出演。巨人のトレイ・キャベッジが打つべき打順を指摘した。
○キャベッジが打つべき打順は?
大リーグのロサンゼルス・エンゼルスなどでプレーした経験を持ち、昨年オフに巨人に入団したキャベッジ。大リーグでは通算67試合の出場ながらも、昨年は3Aソルトレークで打率.306、30本塁打、32盗塁の“トリプルスリー”を達成するなど、走攻で好成績を残すことに。NPBでは開幕から2戦連続でホームランを放つなど良いスタートダッシュを切ったものの、左手親指を負傷し、1軍登録抹消となっていた。
そのキャベッジの打順について、ラミレス氏は「岡本和真選手の後ろで打つってなると、1年目の外国人だと色々考えさせられるからちょっと難しいね。岡本選手の後ろは日本人バッターがいいね」と、5番は避けるべきと持論。
そして、「岡本の前を打つのがベストだね」「2番・3番OK ! 5番はちょっと……6番7番OK !」「6番7番も、彼にとって打ちやすい打順だね」と続けた上で、岡本の前がいいと思う理由を「岡本の前にランナーは出したくないから、ストライクゾーンでの勝負になるね」と説明した。
また、2番についても「阿部監督も最初(キャベッジを)2番で使って、その後、5番に動かしたりしたよね。僕も監督時代、ソトやオースティンなど好打者を2番に置いて、そのときはかなり賛否両論があったけど、今は2番に強打者を置くのがトレンドだよね」「2番はストライクゾーンで勝負してくるからね」と、自身の監督経験を踏まえて述べていた。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。