氷川きよし 自分を“大解放”したきっかけ「みんなの反対を押し切って、こういう格好がしたいと」
2025年5月10日(土)22時25分 スポーツニッポン
歌手の氷川きよし(47)が、10日放送の日本テレビ系「with MUSIC」(土曜後10・00)に出演し、自分を解放するきっかけについて語った。
昨年8月に1年8カ月ぶりに活動を再開。大みそかのNHK紅白歌合戦で復帰後初のテレビ出演を果たしたが、民放の音楽番組はこれが復帰後初めての出演となった。
デビューから長年、演歌路線を歩んできた氷川が突然、イメージチェンジしたのは19年だった。人気アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」が大きな注目を浴び、同曲で紅白にも出場した。
実はリリースから2年遅れでの大ヒットだった。「2年間、悩んでました。日の目を浴びない。自分が歌って悪かったなと思っていて、何とか話題になって欲しいなと思って必死になっていた」。苦悩の日々を振り返った
悩んで悩んで、決意したのが“大解放”だった。「みんなの反対を押し切って、“こういう格好がしたい”とやって」。妖艶なメーク、ド派手な衣装で、ゴンドラに乗って熱唱する動画が、SNSで大バズリ。再生回数は1500万回を超えている。
突然の大変身だっただけに、周囲もザワついた。「そしたら、本性を表したみたいになっちゃって。楽曲のイメージがあるから、前の…。前とかけ離れ過ぎて大丈夫かなと」とも思ったが、「だんだん浸透するにつれて、ご年配の方もノッテてきたり」と、理解を得られたという。