板谷由夏「いろいろ迷う日があったとしても...」背中を押してくれる存在明かす 理想のヒーロー像とは...

2025年5月11日(日)7時20分 スポーツニッポン

【インタビュー】4月にスタートしたテレビ朝日系ドラマ「いつか、ヒーロー」(日曜後10・15)で敏腕政治記者を演じる女優の板谷由夏(49)。女優のほかにもモデル、自身のファッションブランドのプロデュースも手掛け、私生活では2人の子供のママ。エネルギッシュに活動を続ける板谷にドラマのタイトルにちなみ理想のヒーロー像について聞いてみた。(後藤 実穂)

 「いつか、ヒーロー」は、20年間消息不明だった児童養護施設の元職員の主人公(桐谷健太)が、夢を失くしたかつての教え子たちとともに腐った巨大権力に反旗を翻す物語。板谷は大物政治家や大企業会長らに食い込む政治記者・西郡十和子を演じている。

 女優、モデルのほかにもアパレル事業を手掛け、妻、母とさまざまな顔を持ち第一線での活躍を続ける。今年6月には節目の50歳。「やっぱり不安になるじゃないですか」と心境を吐露。「どんどん年齢を重ねていくと、いろんなことが不安になってきて、おろおろしたりすることもあるし、ホルモンバランスが崩れるし」と続けた。

 心身の変化を感じつつも、挑戦し続ける日々。その活力はどこから来るのか聞いてみると「いろいろ迷ってしまうような日々があったとしても、私の周りにいる年上の女性が生き生きされているのを見ると、“このような女性、先輩がいるんだから、私もそうなりたいな”って思うんです」。ポジティブでアクティブに、自然体で先を走る先輩女性たちの姿が、板谷を突き動かしている。

「生き生きと日々を送る年上の女性たちが私にとってはヒーロー。本当にあきらめないというか、いつからでもスタートできるという気持ちをずっと持っている女性たち。そんな方々が私にとっては一番の憧れです。ヒーロー?あれっ、ヒロインかな?」

 笑みを浮かべながら語る板谷の視線の先には自身が目指す未来のヒロイン像が見えているようだ。

スポーツニッポン

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