きょう開幕『あんステ』Desperate Checkmate、演出家も絶賛の稽古ぶり「Knightsなんで!」【ゲネプロ写真あり】
2025年5月26日(月)20時45分 オリコン
きょう開幕する舞台『「あんさんぶるスターズ!THE STAGE」-Desperate Checkmate-』から(左から)北川尚弥、北村諒、橋本祥平、高崎翔太、荒牧慶彦、後藤健流氏 (C)ORICON NewS inc.
『あんさんぶるスターズ! THE STAGE』シリーズは、スマートフォン向けゲームアプリ『あんさんぶるスターズ!』の舞台化作品として、 2016年に初演『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』を上演以降、ゲーム内ストーリー・ライブ公演を展開している舞台シリーズ。アイドルたちの成長と改革を、舞台ならではのリアルな演出とライブパフォーマンスで描く。本作は、ゲーム内ストーリー「追憶*モノクロのチェックメイト」を上演。月永レオを橋本、瀬名泉を高崎、朔間凛月を荒牧、鳴上嵐を北村、朱桜司を北川が演じる。
本公演に先駆け、ことし1月に「『ネルフェス2024』後夜祭!」にて7年ぶりにそろってパフォーマンスした5人。橋本は「正直怖かったんですよ、実は。ギリギリまで心臓バクバクで。ただあの温かさ、待っててくださった歓声が…」と振り返り、「今回の本編、ライブでも、皆様がほしいところでほしいものをきっと投げると思いますので」と本作への期待感を煽った。
ここで後藤氏は「これだけはちょっと全世界に言いたいんですけど」と前置きし、「大汗かきながらすごい練習してくれるんです」と堪えきれぬ思いを明かした。「渡した振り付けに対しての責任の持ち方が本当にすばらしくて、だから今回の稽古がめちゃめちゃ楽しみだったんです」とし、「あのとき僕ははじめましてだったんですけど、そこで初めて振り入れをして、すごい練習してくれたんです。とにかくすごい練習してくれるんです」と強調。この言葉に北村はすかさず「”Knights”なんで!」と反応し「完璧なパフォーマンスを見せたいですからね」とキャラクターを演じきるために必要なことだときっぱり。荒牧も「そんなこと”あります”」と自信をにじませ、笑いを誘っていた。
物語は、騎士たちが集うユニット「Knights」が生まれる、少し前のこと。夢ノ咲学院では誰もが希望を忘れ、怠情な日常を過ごしていた。学院が誇る古豪ユニット「チェス」のメンバーもそうだった。天才作曲家であるレオと、彼の純粋ゆえの危うさに苛立ちながらも、なぜか放っておくことができない泉を除いては。そんなとき、レオは訪れた病院で、のちに学院に革命を起こす人物、天祥院英智と出会う。そして、滅びゆく城で、孤独な”王さま”は懸命に剣をふるう。まだ騎士になれない者が抱いた、ささやかな夢を信じて一。
公演は、きょう26日〜6月1日に東京・Kanadevia Hall、6月6日〜8日に大阪・東京建物Brillia HALL箕面 大ホールにて上演される。