ダビデ・ブリビオ、F1からMotoGPに復帰。トラックハウス・レーシングのチーム代表に就任

2024年2月8日(木)11時15分 AUTOSPORT web

 2月8日、MotoGPを離れてF1に移ったダビデ・ブリビオが、再びMotoGPに復帰してトラックハウス・レーシングのチーム代表を務めることが発表された。


 ブリビオは1990年にスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)に参戦するヤマハのサテライトチームに加入すると、その後2000年までヤマハのファクトリーチームでチームマネージャーを務めた。2001年からはヤマハのMotoGPチームでマネージャーに就任し、チャンピオンに輝いたバレンティーノ・ロッシがドゥカティへ移籍した際にはVR46のコンサルタントを担い、2013年にスズキに移籍した。


 そのスズキでもチームマネージャーを担い、2020年にチーム・スズキ・エクスターでタイトル獲得に貢献。しかし、スズキがMotoGPから撤退することになり、ブリビオ自身も2輪レースの世界から離れてF1に移った。


 F1では2021年からアルピーヌF1へ加入して、レーシングディレクターへと転身。その後、アルピーヌの若手ドライバー育成プログラム、アルピーヌ・アカデミーの担当を含むディレクター・オブ・レーシング・エクスパンション・プロジェクトを務めたが、2023年末で離脱した。


 そんなブリビオが2024年に2輪レースに戻り、アプリリアのマシンを使うMotoGPの新規チームであるトラックハウス・レーシングでチーム代表を務めることが決まった。


 ブリビオはMotoGPで5回のチャンピオンと4回のコンストラクターズタイトルを達成しており、F1での経験も活かしてミゲール・オリベイラとラウル・フェルナンデス、チームオーナーのジャスティン・マークスとともにどんなシーズンを過ごすのだろうか。

2024MotoGP:ジャスティン・マークス、ダビデ・ブリビオ(トラックハウス・レーシング)


「ジャスティンから、トラックハウスのMotoGPチャレンジを手伝ってほしいと頼まれて、ここ数日ですべてがあっという間に起こったんだ」とブリビオ代表。


「この新しいプロジェクトに最初から参加できるのはとてもエキサイティングだし、トラックハウスをもっと知り、この会社が他のスポーツや環境でもっている成功のビジョンや経験から、MotoGPで何をもたらすことができるかを見るのがとても楽しみだ。それはふたつの世界の素晴らしい組み合わせになるだろう」


「あともう1日テストがあり、もうすぐレースが始まる。そして、才能あるライダーであるミゲールとラウルをできる限りサポートし、楽しみたいと思う。ここ数日、すべてが急速に進んでいて、以前はどこに行こうとしているのか言えなかったが、これは素晴らしいニュースだし、すぐに作業を開始するよ!」


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