【DeNA】度会だけではない即戦力ルーキー 高木豊氏が注目したサード宮崎の〝後継者〟とは

2024年2月11日(日)11時38分 ココカラネクスト

宮崎は昨季、自身2度目の首位打者に輝いた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 昨季リーグ3位に終わったDeNAではドラフト1位ルーキー、度会隆輝(ENEOS・21)への期待度が高まっている。

 2月10日に沖縄・宜野湾キャンプで行われた紅白戦に紅組の「1番・右翼」で先発出場した度会は4打数3安打2打点の猛打賞を記録と持前の打撃力をしっかりアピールした。

【横浜DeNAキャンプ】選球体がいい〇〇選手!「松尾は打撃は1軍レベル」度会・小園・松尾ら若手が紅白戦で猛アピール!取材で感じたベイスターズの明らかな課題

 即戦力ルーキーが外野の定位置の一角を占めれば、強力打線にさらに勢いがつくことも予想される。DeNAの今季戦力に関しては球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球評論家として活躍する高木豊氏は2月10日に自身のYouTubeチャンネルに「【横浜DeNAキャンプ】選球体がいい〇〇選手!「松尾は打撃は1軍レベル」度会・小園・松尾ら若手が紅白戦で猛アピール!取材で感じたベイスターズの明らかな課題【プロ野球】」と題した動画を更新。活気あふれるDeNAキャンプの様子について語っている。

10日に行われた紅白戦を現地で視察したという高木氏。まずドラ1ルーキーの度会については「対応力がいい。非凡なものを感じる」と高く評価。ミート力の高さを認めた上で、打順に関してもこの日、起用された1番、もしくは3番などのクリーンアップなど打順に応じた働きができるはずという見解を示した。

 さらに目を向けたのはこの日の紅白戦に紅組の「3番・三塁」で先発出場したドラフト6位ルーキーの井上絢登(四国IL徳島・23)だった。

 井上は初回に先制の右犠飛を放つと4回には左前打をマークと1安打1打点。独立リーグ出身、力強いスイングを持ち味とするルーキーについて、高木氏も「打ちに行って見逃せるのがいい」として、「選球眼は見る力だけど、選球体というのは 打ちに行きながら止まれるという、そういう力があるかな」と打席での対応力を高く評価した。

 内野手としてのサード守備に関しては技術向上が必要としながら「バッティングは非凡なものを感じた」とべた褒め。今後も成長を見守りたいとした。

 DeNAのサードといえば、「プーさん」の愛称でも知られる昨年のリーグ首位打者、宮崎敏郎が守る。独特の打法から安打を生み出す、球界を代表するスラッガーで知られるが近年はコンディション維持を目的に定期的な休養をはさむ形も増えている。「ポスト宮崎」育成は急務ともいわれていただけに、今回の井上含め若手が順調に育っていけば危機管理の意味でも大きい。

 動画内ではほかにも高木氏が目についた選手、今季のチーム課題についても語っている。

 DeNAといえば、1998年以来となる悲願の優勝をファン誰もが待ち焦がれている。就任4年目となる三浦大輔監督のタクトも含め、今季の戦いぶりも注目を集めそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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