「アメリカは見劣りする」侍ジャパンの”豪華投手陣”を米メディアが高評価!「ササキは準決勝で投げるか」【WBC】
2023年3月6日(月)20時43分 ココカラネクスト
(C)Getty Images
開幕まで僅かとなった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、6年振りの開催とあり、すでに各国のファン、メディアの盛り上がりは高まる一方だ。過去にないほどの豪華メンバーによる世界一決定戦には、優勝の行方や試合展開予想なども伝えられている。その中でも、日本代表『侍ジャパン』の高い前評判は開幕直前になっても変わることは無く、特に強力な投手陣への評価は大会屈指だ。
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米ニュースサイト『amNewYork』は3月5日、WBCの特集記事を配信し各代表チームの戦力紹介の他、大会全体を通じての展開を予想している。
記事では「ドミニカとチームUSAはトーナメントで最も知名度が高く、チームのベースとなるメンバーは MLB選手で構成されている」として強豪2か国について述べている。ドミニカについては「史上最強のラインナップ」と記している一方で、アメリカ代表については「投手陣が不安」と指摘。
その上で侍ジャパンへは「ショウヘイ・オオタニ、ユウ・ダルビッシュ、また21歳のエースであるロウキ・ササキがローテーションを率いる」と綴っており「トーナメント全体で最高のピッチングを持っている可能性のある日本投手陣と比較するとアメリカは見劣りする」と印象を示している。
また「日本のNPBはMLBに次いで世界で 2 番目に競争の激しい野球リーグであり、この冬にメッツとレッド ソックスと有利な契約を結んだ元NPBスターのコウダイ・センガとマサタカ・ヨシダのように、日本は毎年強力な才能を生み出している」として、日本球界のレベルの高さを絶賛。
加えて「日本はプールAを勝ち抜いたキューバ、またはオランダと対戦する可能性がある。日本はその試合でオオタニかダルビッシュのどちらかを起用し、ササキは準決勝の試合で投げさせるのではないか」 とベスト8以降の投手起用に言及、さらに他にも「もし決勝に進めば日本はオオタニ、ダルビッシュ、ササキで繋ぐこともできる。これは大きなアドバンテージとなることは間違いない」として3投手でのリレーを予想している。
多くのメディアが史上最強と報じる今回の日本代表、その中でも先発投手陣は各国代表も凌駕する顔ぶれが並んでいる。1次リーグからの起用法も含め、いったい誰がどのタイミングでマウンドに登るのか。多くの野球ファンは期待に胸を躍らせている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]