大谷翔平が”魂の雄叫び”でチームを鼓舞!「絶対に諦めない気持ちでつないだ」2安打3出塁でサヨナラ勝ちに貢献

2023年3月21日(火)13時45分 ココカラネクスト

(C)Getty Images

 大谷翔平が侍ジャパンの打線に勢いをつけた。

 侍ジャパンが3月21日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝・メキシコ戦に臨み、6−5でサヨナラ勝ちを収め、14年ぶりに決勝進出を決めた。

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 大谷翔平はこの試合で2安打、1四球で3度の出塁をし、侍ジャパンの勝利に貢献した。メキシコに先制を許し、無得点に苦しんでいた侍ジャパン。打線を勢いづけるべく、大谷はヒットを放つと、塁上で雄叫びを上げ、チームを鼓舞した。大谷はバットだけでなく、精神面でも侍ジャパンを牽引し、チームを決勝の舞台に導いた。

 劇的なサヨナラで大一番に勝利した侍ジャパン。大谷は試合後のインタビューで「簡単に勝てないというのはわかっていましたけど、まさかこんなゲームになるとは思っていなかった。本当にムネ(村上)がきつかったと思うんですけど、最後の最後いいバッティングを見せてくれたので、最高の形で明日を迎えられるんじゃないかなと思います」と話し、「もう本当に何回かチーム全体で折れかけていたと思うんですけど、絶対に諦めないという気持ちで、最後までつないでああいう結果になったと思うので、皆素晴らしかったなと思います」と“死闘”を振り返った。

 メキシコが1点をリードする状況で迎えた最終回の打席ではサヨナラのきっかけとなる二塁打を放ったが、「フォアボールでもいいと思って、甘いコースだけ打ちたいなと思っていたのでセカンドまで行けて良かったです」と喜びを表現した。

 サヨナラ打を放った村上宗隆については「本当に苦しかったと思うんですけど、人一倍バットも振っていましたし、必ず打ってくれると思っていましたし、いいバッティングだったなと思います」と話し、チームメイトの一打を称えた。

 明日はアメリカとの「最終決戦」となるが、“投手”大谷が登板する可能性については、「源田さんもそうですけど、皆がチームのために頑張っているので、全力で準備したいですし、そういう展開に持ち込むというのが大事かなと思うので、1打席目から頑張りたいです」と話した。

 さらに大谷は、「最高の舞台で、最高の相手だと思うので、楽しむ気持ちを持ってまず明日を迎えたいですし、当然緊張するとは思うんですけど、必ず勝つんだという強い気持ちを持って、全員で頑張りたいなと思います」と決勝戦への意気込みを語った。

 劇的な勝利で、侍ジャパンは世界一奪回まで残り「1勝」となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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