大谷翔平がデコピンとの出会いを米誌で回想 孤独なリハビリを救った“愛犬”「ずっと1人暮らしで本当に誰もいなかった」

2024年3月21日(木)16時0分 ココカラネクスト

デコピンと大谷の2ショットは全世界的な注目を集めた。(C)Getty Images

 球界を代表する天才と、愛らしい一匹の相棒はいかにして出会ったのか。日本だけでなく世界中で話題を集めた関係性が、ふたたび注目を集めている。

 現地時間3月20日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』のトム・ベルドゥッチ記者のインタビューに応じた大谷翔平は、昨年11月に公の場に初めて登場した愛犬「デコピン」との出会いを振り返っている。

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 大谷がドジャースへの入団会見で「デコピンっていうんです。こちらの人は発音的に難しいので、こちらの人に説明するときは、ディコイって紹介しています」と明かした一匹の愛らしい犬は、瞬く間に各国メディアで話題となった。後に犬種は「コーイケルホンディエ」と判明するのだが、日本では彼の名前がX(旧Twitter)のトレンドを埋めつくほどの関心事となった。

 そんな愛犬との出会いは、孤独なリハビリ期間だった。『Sports Illustrated』によれば、昨年9月の右肘手術後に野球好きのドッグブリーダーからの紹介がキッカケで飼育を始めたという。

 インタビューで「家にいて何もできないので、完璧なタイミングだと感じた」と明かした大谷は、精神的に気を揉むリハビリ期間中にやってきた“相棒”に対する愛を語っている。

「手術後に散歩に行くのは良い気分転換になりました。リフレッシュできたし、すごく楽しかった。前回よりもリハビリ期間が短く感じました。自由に外を出歩けないので、家の中で過ごせるのは良いこと。ずっと1人暮らしで本当に誰もいなかったから、いつもそばにいて僕に愛情を示してくれる存在がいることは本当に素晴らしいことでした」

 そんな大谷の相棒にはドジャースも歴史的な契約の場で気遣いを見せた。「私たちにとって秘密兵器だった」と語ったアンドリュー・フリードマン編成本部長によれば、交渉の場で犬用のおもちゃを詰め合わせたプレゼントを用意。受け取った大谷はこれを大いに喜んだという。

「彼はとてもお行儀が良いんです。最初の頃はトイレの問題があったけど、最初にトイレに成功したのは、僕がドジャースと契約した日だったんです。特別な日でした!」

 そう語った大谷の言葉に、デコピンという存在の大きさがにじみ出た。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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