高橋由伸氏 魚雷バットに「可能性としては面白い。個人の選択」花王×侍J野球教室に参加

2025年4月12日(土)15時4分 スポーツニッポン

 「花王サクセス×侍ジャパン野球教室」が12日に都内で開催され、元日本代表で巨人元監督の高橋由伸氏(50)と侍ジャパン・吉見一起投手コーチ(40)が野球指導を通じて子供達と触れ合った。

 高橋氏は一人一人丁寧にティー打撃などを教え、「自分で気づくことが凄く大事。スポーツも勉強も、できたこと、できなかったことを理解しながら前に進めば成長できる」とメッセージを送った。

 大リーグで話題の「魚雷(トルピード)バット」が、NPBでも11日のプロ規則委員会を経て即日、使用可能になった。最も太い部分が先端ではなく真ん中寄りにあり、通常なら「詰まらされる」部分が芯になる新形状のバット。逆転の発想でヤンキースの研究、開発部門が製作した。

 通算321本塁打を誇る高橋氏は「可能性としては面白いんじゃないかと思っています。ルールの範囲内なので可能性という部分では決して悪いことではない。果たして自分に合うのか合わないのか、個人の選択。我々も(現役)当時あったら使ったかどうか分からないですが、何でそういう考え方に至らなかったかなと(も思う)。高校の時に金属バットではあった。でも木のバットとしては違うのではないかと、勝手な固定観念があった。今は科学的に示されるので、余計に気づきやすいのかもしれない」と見解を語った。

スポーツニッポン

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