「噂の中谷やな!?」明石家さんまからエール送られた“ビッグバン”は知名度UP体感 ベガス再上陸希望も

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　プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人（27＝M・T）が14日、都内でWOWOWの番組収録後、取材に対応した。先月末の年間表彰式では世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（32＝大橋）から「中谷君！1年後の東京ドームで日本ボクシングを盛り上げよう！」と電撃オファーを受けた。「あまり会う機会がないので、何かしらあるかなと予感はしていた。事前には聞いていなかったので、びっくりした」と苦笑しながら「一戦一戦を大切に、いいパフォーマンスをしていくことが自信になる。まず目先のことをしっかりやっていければ」と来春に想定されるドーム決戦までの成長を誓った。

　その井上は5月4日（日本時間5日）に米ネバダ州ラスベガスのT—モバイル・アリーナのメインイベントでWBA同級1位ラモン・カルデナス（29＝米国）相手に防衛戦に臨む。かねて米国進出希望を明かす中谷は「海外で試合をさせてもらったこともあるが、よりアメリカでやりたい気持ち」と23年5月にMGMグランドで行った、アンドルー・モロニー（オーストラリア）戦以来のベガス上陸に意欲を示した。

　オフ期間にはバラエティー番組出演の機会も増え、8日に放送された日本テレビ「踊る！さんま御殿！！」では明石家さんまから「噂の中谷やな！？」と言葉をかけられたと明かした。「期待しているよ、と言っていただいた。井上選手との試合の話もしていただけてうれしかった」と知名度の高まりを感じたという。「試合を見られていない層の方に僕を知ってもらって、ボクシングを見てもらう機会は増えたと思う。多少大変ではあるが、それをパワーにして、ファイターなので戦うことでしっかり恩返ししていければ」と“二刀流”継続にまんざらでもない笑みを浮かべていた。

　中谷がスペシャルゲストとして参加した『エキサイトマッチSP「中谷潤人vsクエジャル」「那須川天心vsモロニー」』は28日午後9時からWOWOWライブとWOWOWオンデマンドで放送される。