CLベスト4進出へ“攻めの姿勢”を強調！…アルテタ監督「勝てるという確信を持つことが重要」

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、チャンピオンズリーグ（CL）ベスト4進出への意気込みを語った。15日、イギリス紙『ガーディアン』がコメントを伝えている。

　2シーズン連続のCL参戦となったアーセナルはリーグフェーズを3位で終えると、ラウンド16ではPSVを2戦合計9−3で撃破。準々決勝は過去最多15度の欧州制覇を誇るレアル・マドリードとの顔合わせとなった。約1週間前に本拠地『エミレーツ・スタジアム』で行われたファーストレグでは、デクラン・ライスとミケル・メリーノがネットを揺らして3−0で完勝。大きなアドバンテージを手にセカンドレグへ臨むこととなった。

　2008−09シーズン以来のベスト4進出をかけて、現地時間16日には敵地『サンティアゴ・ベルナベウ』での決戦に臨むアーセナル。アルテタ監督は「恐れはない。あるのはリスペクトだけだ」と前置きしつつ、「歴史を作りたいと思っているし、この大会を制覇するために着実に努力している。素晴らしい機会になると確信している。成し遂げたいことを信じ、粘り強く一歩一歩進んでいきたい」とコメント。その上で、あくまでも勝利を目指す姿勢を強調した。

「彼ら（レアル・マドリード）は我々の望む方向とは別の方向に持っていこうとするだろう。試合を我々が望む方向へ導き、別の方向へ傾きそうな状況にも素早く対処しなければならない。ロンドンでやったように、勝つために試合に臨む。我々は試合を支配する必要がある。勇気を持ち、支配力を発揮し、断固たる決意を持つ。そして、我々が彼らよりも優れており、勝利できるという確信を持つことが重要だ」

「感情面がとても重要だ。良い状況においても極めて困難な状況においても、チームが今シーズン成し遂げてきたことに自信を持っている。我々はどんな状況にも対応できると確信しており、明日の試合も楽しむつもりだ」

　注目の一戦は日本時間17日の午前4時にキックオフを迎える。