約75億円の買取OPが存在も…ラッシュフォードの去就は不透明、マンUは今夏の売却視野に
2025年4月17日(木)12時33分 サッカーキング
去就に注目が集まるラッシュフォード [写真]=Getty Images
現在27歳のラッシュフォードはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2015−16シーズンにトップチームデビューを飾った。公式戦通算426試合で138ゴール76アシストをマークし、背番号「10」を継承するなど主力として活躍していたが、昨年11月のルベン・アモリム監督就任後は序列が低下。今冬に買い取りオプション付きレンタルでアストン・ヴィラへ移籍した。
新天地ではここまで公式戦15試合に出場し3ゴール6アシストをマークするなど一定の成績を残しているが、レンタル期間は6月末をもって終了。アモリム監督率いるマンチェスター・ユナイテッドには居場所がないと報じられており、アストン・ヴィラが買い取りオプションを行使するか否かを含めて、今シーズン終了後の去就に大きな注目が集まっている。
報道によると、ウナイ・エメリ監督が「今後数週間の状況次第だ」と明言した通り、アストン・ヴィラは4000万ポンド(約75億円)に設定された買い取りオプションについて決断を下していないとのこと。一方で保有元のマンチェスター・ユナイテッドに残留する可能性も現時点では低いようだ。ラッシュフォード本人は以前噂されたバルセロナへの加入を諦めていないとも報じられている。
なお、マンチェスター・ユナイテッドはラッシュフォードを今夏に売却する可能性を考慮し、前線の新戦力候補として3名の動向を注視している模様。ナポリからガラタサライへレンタル中のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、イプスウィッチ所属のイングランド人FWリアム・デラップ、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のブラジル代表FWマテウス・クーニャの獲得が検討されているようだ。