「ムダなことしないピッチャー」今オフFAの目玉 日本ハム・加藤貴之を狙う「球団名」とは

2023年4月18日(火)11時26分 ココカラネクスト

四球が少ないことも評価されている加藤(C)CoCoKARAnext

 シーズンは始まったばかりだが、早くも今オフのFA市場をめぐって、ある選手に注目が高まっている。

 今月5日に国内FA権を取得したのは日本ハム・加藤貴之投手(30)。権利取得の際には「まだ何も考えていない。まずはしっかりチームに貢献したい」とコメントしているが、今オフFAの目玉になるといわれる加藤をめぐって、球界内からも様々な考察の声が出ている。

【動画】14日の西武戦でエスコン初完投勝利をあげた加藤、制球力も抜群だ

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は17日に更新した自身のユーチューブチャンネルで、加藤について語っている。

 今季、チームの開幕投手も務めた加藤について高木氏は「ゲームを必ず作ってくれる」と評価した。安定した先発投手陣の指標といわれるクォリティースタート(6回以上、自責3以内)の割合が高いこと、さらに「無駄なことをしない」として昨年はシーズン通して、四球がわずか「11」だったことにも注目。無駄な走者を出さないことで、最少失点で抑えられることも評価の高さにつながっていると見る。

 貴重な左腕、先発、中継ぎもこなせるなど幅広い起用が見込める中、高木氏は昨オフもFAの近藤健介に対し異例の巨額契約で獲得したソフトバンクが有力候補の一つになるとした。ほかにもセ・リーグでは投手不足に悩む巨人、パ・リーグでは千葉出身と地元の縁もあり、吉井監督とは日本ハム時代の師弟関係と縁のあるロッテなどが候補になるのではないかという見通しを語った。

 14日の西武戦(エスコンフィールド)では2失点完投勝利で、本拠地初の完投勝利投手ともなった加藤。昨年4月には90球で完封勝利を成し遂げ、新庄剛志監督から「カドックス」とも命名された。制球力の良さを武器に一躍注目を集めている左腕の働き場所はどことなるのか。今季どんなパフォーマンスを残すかと共に「市場価値」も含め、注目の存在となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「加藤貴之」をもっと詳しく

タグ

「加藤貴之」のニュース

「加藤貴之」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ