“りくりゅう”自己ベスト80・99点で貫禄のSPトップ 首位米国とのポイント差縮める 世界国別対抗戦
2025年4月18日(金)18時1分 スポーツニッポン
◇フィギュアスケート世界国別対抗戦第2日(2025年4月18日 東京体育館)
ペアのSPが行われ、3月の世界選手権を制した“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が自己ベストを更新する80・99点をマークして首位となった。
サイドバイサイドの3回転トーループなどで息を合わせ、高さのあるリフトやスロージャンプでも観衆を魅了。デススパイラルで締めくくり、2人で抱き合って歓喜した。スタンディングオベーションで称えられ、キスアンドクライでスコアを確認して再び喜び合った。
カナダを拠点とする2人だが、世界選手権後はアイスショーで国内を回りながら調整。大会前にブルーノ・マルコット・コーチが来日した。既に来季を見据えつつも、五輪前最後の団体戦とあって「いい結果を得られるようにしたい」と三浦が語れば、木原も「いいイメージをつくれるようにしっかり臨みたい」と意気込んでいた。
SPを終え「2年ぶりに80点台に戻ってきて自信になった」と木原。この勢いを明日のフリーにもつなげる。