九産大 文武両道の井手主将の躍動で開幕3連勝 3月の練習試合ではモイネロと対戦「本当に貴重な経験」
2025年4月19日(土)19時32分 スポーツニッポン
◇福岡六大学野球春季リーグ第2週初日 九産大7—0福教大(8回コールド)(2025年4月19日 福工大)
5季連続優勝を目指す九産大は井手紳太郎主将(4年)が2安打2打点と躍動し、開幕3連勝した。
「9番・遊撃」でスタメン出場。1—0の5回に右越え適時三塁打を放った。「何とかしてつないでいくことを意識しました」と話した。打線がつながり一挙4点を入れ突き放すと、6回にも左前に適時打と2安打2打点の活躍だった。
チームは3月にソフトバンクの3軍と練習試合で対戦した。相手先発はモイネロ。昨年の最優秀防御率左腕からヒットは打てなかったが、犠打は決めたという。「本当に貴重な経験をさせてもらいました。球の切れが全く違いました。ああいうピッチャーを見ることはなかなかできないので」と大きな財産になった。モイネロから得点を挙げることはできなかったが、チームは投手陣が奮闘し後続の投手が得点した1点を守り勝った。
在籍する経済学部ではトップクラスの成績を残すなど文武両道の一面を持つ。
「コツコツやった結果がたまたまそうなっているだけです」とその面については照れたが、日常生活からチームを引っ張っている。