レジェンドOB 鳥谷敬氏 現役時代にミーティング内容"無視"の阪神「4番打者」存在明かす、今はNPB監督「ワンバンのスライダーを振っていた」

鳥谷氏は阪神の名ショートとしてチームを支えた(C)産経新聞社
阪神、ロッテで活躍した鳥谷敬氏が4月16日放送の「あちこちオードリー」(テレビ東京系列)に同じく野球解説者の日本ハム、阪神、オリックスOBの糸井嘉男氏、ロッテOBの里崎智也氏とともに出演。
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2人とも野球好きで知られるオードリーの質問に応える形で野球界にまつわる様々な実情を明かした3人。
活発なトークが繰り広げられる中で、話題は先発投手の攻略法に及んだ。
ミーティングでは配球の傾向など細かく説明されるとした上で鳥谷氏はミーティングの内容に関して「入れ方は(それぞれ)自由なんで」としながら、「ただその時間座ってるだけという人もいる」と隣の糸井氏をさし、笑わせるシーンも。
現役時代は「超人」の異名を持った糸井氏と阪神で同僚としてプレーした鳥谷氏は現役時代の逸話を明かした上で、ほかのOBの話にも及んだ。
かつて阪神が広島の助っ人右腕、コルビー・ルイスを苦手としていた時代があったとした上でミーティングでは「ファーストストライクを見逃すように」と全体に指示が出されたという。
しかしそこで「今、某チームの監督やってる」当時の4番打者は「初球のワンバンのスライダーを振ってましたね」とバラし、周囲の爆笑を誘った。
この発言に対し、MCを務めるオードリーの春日俊彰も「めちゃくちゃなボール振ってるじゃないですか!ストライクどころか」とツッコむと、鳥谷氏は「それくらい聞いてない人もいます」とサラリ。
番組内ではほかにも、「各球団のチームカラーの違い」や「やりやすい監督」について語るなど、レジェンドOBたちが終始、軽妙な野球トークで番組を盛り上げていた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]