ド軍監督 パパ大谷翔平に力みあった?「積極的過ぎた」 打棒爆発は次戦・今永相手に期待

2025年4月21日(月)7時15分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース1−0レンジャーズ(2025年4月20日 アーリントン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、敵地でのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。産休明け初戦で3打数無安打と「パパ1号」はお預けとなったが、決勝点につなげる四球を選び、チームの勝利に貢献した。

 試合後、大谷の取材対応はなかったが、デーブ・ロバーツ監督が対応。大谷については「積極的過ぎた。2日間休んでいたせいもあり、今日はちょっと力みがあったんだと思う」と語った。

 また「エナジーはどうだったか?」という問いには「よかったと思う。彼は(疲れなどは)見せず、毎日同じエナジーで現れる」と評し、産まれた赤ちゃんについての話は「していない。試合開始前におめでとうと言っただけだ」と明かした。次戦22日(同23日)のカブス戦は今永昇太投手の先発が有力。日本人対決での打棒爆発が期待される。

 試合は辛勝となった。相手先発のマーレは今季3勝0敗、防御率0.92という難敵。特に左打者に対しては、試合前時点で28打数2安打、打率.071だった。その右腕に対し、大谷は初回の第1打席は外角のスプリットに手を伸ばしたが二ゴロ。3回は高めの速球にカウントを整えられ、最後はスプリットで空振り三振。5回は真ん中低めの球に中飛に倒れた。

 それでも、0—0の8回だった。無死一塁の場面で日本ハム時代の同僚でもあったマーティンから、四球を選びチャンスを拡大。1死一、三塁からフリーマンの左犠飛での勝ち越し点を呼んだ。この1点を7投手の継投で守り切り、敵地で白星を奪った。

 大谷は真美子夫人の出産に立ち会うため、18日(同19日)のレンジャーズ戦には同行せず「父親リスト」入りしてチームを一時離脱した。前日19日(同20日)に、自身のSNSで第1子の足と愛犬デコピンの写真とともに英語のメッセージを公開。「大谷家へようこそ!健康で美しい娘を産んでくれた愛する妻に、心から感謝しています。娘へ、私たちをとても緊張させつつも、同時に最高に幸せな親にしてくれてありがとう」とつづり、球団や医療関係者など周囲に感謝の意を示した。インスタグラムの投稿の2枚目には大谷夫妻の手と長女の足とみられる幸せたっぷりな3人での写真を公開した。

 試合前にクラブハウスに到着すると、チームメートから祝福の嵐。大谷が姿を現すと山本が真っ先に駆け寄り、談笑。その後も選手が相次いで祝福に訪れ、バーンズは「ショウヘイ!パパショウヘイ!」と肩をたたき、「コングラチュレーション」と自らのように喜んだ。それでも祝福の“列”は収まらず、ベッツ、イベルコーチ、アイアトン通訳、スコット、バンダ、イェーツら続々と祝福の言葉をかけに訪れた。

スポーツニッポン

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