【F1】角田裕毅は今季初リタイア...スタート直後ガスリーと接触 ピアストリ2連勝で総合首位に
2025年4月21日(月)3時31分 スポーツニッポン
◇F1第5戦サウアジアラビアGP 決勝(2025年4月20日 ジッダ コーニッシュ・サーキット=1周6.174キロ×50周)
2番手から出たマクラーレンのオスカー・ピアストリ(オーストラリア)が1時間21分6秒758でバーレーンGPから2連勝を飾り今季3勝目、通算5勝目をマーク。4位に終わった同僚ランド・ノリス(英国)を抜いて総合首位に立った。ポールポジション(PP)だったレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は2位。3位にはフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が入った。
レッドブルの角田裕毅は8番手からスタート直後、ターン4で右から被せてきたアルピーヌのピエール・ガスリー(フランス)と接触してスピンし、ともにウオールにクラッシュ。ガスリーのマシンは大破し、角田はピットに戻ったものの復帰できず、レッドブル移籍後3戦目で今季初のリタイアとなった。
ピアストリが絶好のスタートを切り、プレッシャーを受けたフェルスタッペンがターン1でショートカットを強いられて5秒のタイムペナルティーを受けた。4周目にセーフティーカーが外れてレース再開後、フェルスタッペンがプッシュをかけたが、ピアストリは19周目にピットイン。22周目にタイヤを交換したフェルスタッペンはペナルティーの分、実質2番手でのコース復帰となり、ピアストリが逃げ切った。
▼ピアストリ ソファーに座りたい(笑い)。タフなレースだった。勝ててうれしいけど。(スタート直後に)インサイドに入ったらターン1を2番で抜けることはできない。結局、それが勝利につながったのでスタートでの仕事には満足している。
▼フェルスタッペン 端的に言うけど、ファンの皆さんに感謝を伝えたい。ここのコースは大好きだ。(次戦の)マイアミで会いましょう。(レース詳細に関するインタビューは拒否)
▽決勝順位
(1)ピアストリ(マクラーレン)
(2)フェルスタッペン(レッドブル)
(3)ルクレール(フェラーリ)
(4)ノリス(マクラーレン)
(5)ラッセル(メルセデス)
(6)アントネッリ(メルセデス)
(7)ハミルトン(フェラーリ)
(8)サインツ(ウィリアムズ)
(9)アルボン(ウィリアムズ)
(10)ハジャー(レーシングブルズ)
(11)アロンソ(アストンマーチン)
(12)ローソン(レーシングブルズ)
(13)ベアマン(ハース)
(14)オコン(ハース)
(15)ヒュルケンベルク(キックザウバー)
(16)ストロール(アストンマーチン)
(17)ドゥーハン(アルピーヌ)
(18)ボルトレート(キックザウバー)
リタイア 角田裕毅(レッドブル)
リタイア ガスリー(アルピーヌ)