巨人・岡本和真の三塁手定着で激化!一塁手争いに名乗りを上げるのは誰だ?
2025年4月22日(火)11時50分 ココカラネクスト

増田陸の1軍での活躍に期待だ(C)産経新聞社
巨人のレギュラー争いに大きな変化が起きている。開幕から一塁手でスタメン出場してきた岡本和真が、4月15日のDeNA戦から直近の試合まで三塁手でスタメン出場を続けた。
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もともとシーズン開幕前は、三塁手は坂本勇人と中山礼都の一騎打ちと思われたが、坂本は打率.129と低迷して15日に登録抹消。
中山は打率.250とまずまずの成績を残しているが、得点圏打率は.000とチャンスでの弱さを露呈している。また、20日の2軍戦では左翼手で出場していたことから考えると、三塁手はしばらく岡本を使い続ける方針なのだろう。
実際、三塁手としてスタメン出場していた6試合では25打数7安打3本塁打。20日の試合で4打数ノーヒットに終わり、6試合の打率は.280まで下がってしまったが、本塁打の割合は増しており、ポジション変更の影響はあまり受けていない印象だ。加えて、16日のDeNA戦では3回に三塁線に抜けそうな牧秀悟の強烈な打球を華麗にキャッチしてゲッツーを完成させるなど、守備での貢献度も高い。
岡本が開幕から座っていた一塁手は誰が埋めるのか。岡本が三塁手でスタメン出場した6試合では、大城卓三とルーキー・荒巻悠がともに3試合ずつ一塁手としてスタメン出場した。2人とも定着するほどの活躍は見せていないため、まだまだ一塁手争いは混戦を極めそうだ。
大城と荒巻に加え、2軍でも虎視眈々と一塁手争いに割って入ろうとしている選手は少なくない。まず増田陸だ。2軍で打率.333とハイアベレージをマークしている。また、最近は二塁手で出場する機会も増え、ユーティリティな一面も見せており、1軍昇格が決まったとの報道もある。
秋広優人にも期待したくなる。秋広も2軍で一塁手として多く出場しているが、打率.167と結果を残せていない。それでも、2023年に121試合に出場して、打率.273、10本塁打をマークした実績は本物。1軍でも通用するポテンシャルは秘めている。巨人の一塁手争いから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]