亜大 5連投の井上が4勝目 チーム開幕5連勝に貢献「ピンチの方が燃える」 東都大学野球

2025年4月22日(火)12時36分 スポーツニッポン

 ◇東都大学野球1部第3週第1日 亜大3—0国学院大(2025年4月22日 神宮)

 亜大の井上悠投手(3年=県岐阜商)が、また好リリーフを演じた。6回途中から登板すると、4イニングを1安打無失点。今季5連投で早くも4勝目を挙げた。

 背番号15が冷静にアウトを重ねた。この日は0—0の6回無死一、二塁からマウンドへ。好調の緒方蓮内野手(2年=横浜)を見逃し三振、渡辺嶺内野手(4年=国学院久我山)を左飛に仕留めると、代打・中西流空(4年=県岐阜商)は見逃し三振とし、ガッツポーズが飛び出した。「ボクはピンチの方が燃えるんです。絶対抑えてやろうと。中西さんは高校の先輩でしたから」と試合後は笑顔を振りまいた。

 昨秋のリーグ戦終了後、右肘の疲労骨折が判明。冬場はノースローに徹しつつ、地道な下半身強化に充てた。土台がしっかりしたことで、直球の球速も上がったという。

 チームは開幕5連勝。13年秋に九里(オリックス)らを擁して開幕7連勝し、リーグ制覇して以来の快挙だ。就任2年目の正村公弘監督も「毎回酷な場面だけど井上がいつものように抑えてくれる」と隣に座る右腕を頼もしそうに見つめた。

スポーツニッポン

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