【広島】堂林翔太の痛恨失策が決勝点…14日ぶりに首位から陥落 7カードぶりの初戦黒星
2025年4月25日(金)20時47分 スポーツ報知
8回、ベンチで戦況を見る新井貴浩監督(左) (カメラ・堺 恒志)
◆JERAセ・リーグ DeNA2—1広島(25日・横浜)
広島は、痛恨の適時失策で決勝点を奪われ、4月11日以来14日ぶりに首位から陥落した。1—1同点の7回2死一、三塁。9番・東の代打・宮崎の止めたバットに当たった打球を一塁・堂林が後逸し、勝ち越し走者の生還を許した。
7回は、森下が2死無走者から筒香を四球で歩かせ、山本の詰まった打球が遊撃後方のポテンヒットとなって2死一、三塁とピンチが広がっていた。森下は1点リードの3回に蝦名の犠飛で同点に追い付かれたが、6回まで5度の3者凡退という好投だった。7回2失点(自責1)も、今季2敗目を喫した。
打線は2回に“東キラー”の末包が、4月5日(マツダ)に同じ東から放って以来14試合ぶりの3号ソロ。先に主導権を握ったが、追加点を奪えなかった。2番手・ウィックがマウンドに上がった8回は、2死から小園が三失で二塁まで進んだ。直後に末包が8球ファウルで粘る執念を見せたが、最後は12球目のカーブにバットが空を切った。