【ボートレースコラム】前原大道 いつかは結果で師匠に恩返しを

2025年4月25日(金)4時30分 スポーツニッポン

 「この職業は結果が全て」

 師匠である吉田拡郎(43=岡山)の言葉を胸にボートレーサー人生を歩んでいるのが前原大道(28=岡山)だ。

 現在出場中のボートレース福岡(23〜28日)でA1条件である90走は達成できそう。来期適用勝率は6.91(24日現在)で、キャリアハイとなることも間違いないだろう。

 思い返せば123期の養成所チャンプ。筆者が初めて養成所に取材へ行かせていただいた期でもあるため、印象深い1人だ。養成所チャンプ決定戦では5号艇で勝利し、2019年3月3日に徳山で挙げたデビュー初勝利も5号艇だった。勝手に前原のラッキーカラーは黄色だと思い込んでいる。

 ターニングポイントとなったのは昨年9月18〜23日のプレミアムG1ヤングダービー(桐生)だったのではないか。2連対に一度も絡むことができず「みんながうま過ぎて、自分には勝てないと思った。1回開き直って、冷静になれた」と、じっくり自分を見つめ直した。努力もたくさんした。

 近況の勝率が物語っているように、今年はすでに5優出とアピール中。「記念を走って経験を積みたい。もちろんグランプリが獲れれば最高ですよ」。結果を出して師匠へ恩返しをする日は必ず来るはずだ。(高橋 大樹)

スポーツニッポン

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