【PANCRASE353】ライト級王者・雑賀、バンタム級王者・透暉鷹が初防衛戦 ウェルター級は再戦の王座決定戦

2025年4月25日(金)12時0分 スポーツニッポン

 総合格闘技団体「パンクラス」は4月27日、東京都立川市の立川ステージガーデンで「PANCRASE353」を開催する。今年2回目のナンバーシリーズでは、男子ライト級、男子バンタム級、男子ウェルター級のトリプルタイトルマッチが組まれた。

 メインイベントは第9代ライト級キング・オブ・パンクラシストの雑賀“ヤン坊”達也(34=DOBUITA)が2度目の防衛戦で同級1位の天弥(20=和術慧舟會HEARTS)を迎え撃つ。

 雑賀は昨年9月、2年9カ月ぶりの再戦となった5歳年上の久米鷹介(ALIVE)に2RでTKO勝ちし、初防衛に成功。今回の相手は、次期挑戦者決定戦を勝ち上がってきた14歳年下の若武者。4月11日の調印式を終えると、雑賀は自身のインスタグラムで「改めて気合入りますね。日本ライト級一のストライカーの座もベルトも渡しませんよ!!」と宣言。KO決着必至の様相だ。

 第5代バンタム級キング・オブ・パンクラシストの透暉鷹(ときたか、28=ISHITSUNAMMA)は、再出発の初防衛戦となる。22年にフェザー級王座を獲得し、23年12月24日の「PANCRASE340」では河村泰博(和術慧舟會AKZA)とのバンタム級王座決定戦を肩固めで制し、2階級制覇を果たした。昨年はUFC出場を目指して「ROADTOUFCシーズン3」に参戦。5月のバンタム級1回戦を判定で制したものの、8月の準決勝で中国人選手に判定負けし、世界への扉は閉ざされた。

 そこから自分を見つめ直し、パンクラスでの防衛戦から世界を目指すことを決意した。対戦相手の同級1位・カリベク・アルジクル・ウルル(23=キルギス)とは当初、昨年12月に対戦するはずだったが、両者のケガにより延期となった。仕切り直しのタイトルマッチ。「今はケガもなく万全」という透暉鷹にとって、未来を切り開くためには何よりも結果が求められる戦いとなる。

 ウェルター級1位の押忍マン(31=DESTINYJIU-JITSU)と同級3位・佐藤生虎(31=UNITEDGYMTOKYO)の王座決定戦は昨年9月29日の「PANCRASE347」に続く再戦となった。この試合は佐藤がTKO勝利を収めたが、後日、後頭部へのパウンドが反則と判断されてノーコンテストとなった。今回は正真正銘の決着戦となる。

 ミドル級王者・内藤由良(28=リバーサルジム横浜グランドスラム)がウェルター級に階級を下げてゴイチ・ヤマウチ(32=ブラジル)と激突する一戦も行われる。大会の模様は、4月27日午後1時15分からU-NEXTでライブ配信される。

スポーツニッポン

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