ド軍指揮官 佐々木朗希の前回登板の球速低下の理由分析「制球重視で少しリミッターをかけているように」
2025年4月27日(日)7時49分 スポーツニッポン
ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠で行われるパイレーツ戦の先発オーダーを発表。大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で先発出場する。「父親リスト」から復帰して以降の4試合で16打数2安打、6三振、2四球の打率.125と調子が上がってこないが、5試合ぶりとなる7号本塁打で流れを変えられるかどうか。
また、先発マウンドには佐々木朗希投手(23)が登る。これまで5試合に先発し、0勝1敗、防御率3.20。前回登板した19日のレンジャーズ戦では自己最長の6回を投げ2安打2失点とまずまずの投球を披露。より安定した投球でメジャー初勝利を狙う。
デーブ・ロバーツ監督は試合前に取材対応。佐々木が前回登板で初回の直球の平均球速が93.1マイル(約149.8キロ)など球速が上がらなかったことについて言及。「彼は抑えていたと思います。もし本人が望めば、もっと出せるものがある。コマンド(制球)を重視しているために、少しリミッターをかけているようにも見えます」と分析した。
さらに「私が思うのは、セカンダリー(変化球)を適切に決めて、ストレートをコマンドできれば、メジャーリーガー相手でも十分に抑えられるということです。逆に、力みすぎてストレートのコマンドが効かないと、良い結果にはなりませんでした」と話した。