J2札幌、29日ホーム・長崎戦 16位からの浮上へ、岩政大樹監督は「地道に我慢強くが今のテーマ」
2025年4月28日(月)16時10分 スポーツ報知
剣なまなざしで選手の様子を見るJ2札幌の岩政大樹監督(カメラ・砂田 秀人)
J2札幌は28日、ホーム・長崎戦(29日、プレド)に向けて、宮の沢で調整した。
前節25日の大宮戦は見せ場を作るも、0—1の敗戦。岩政大樹監督(43)は「手応えというものはあった試合。大宮のアウェー戦で、あれだけの試合をできたということは決して悪いことではない」と振り返った。
今季2度目の2連勝はならなかったものの、他チームの結果で順位は17位から16位に。勝ち点12は9位の大分や10位の長崎と3差ではあるが、上位にいけない状況が続いている。それでも岩政監督は「自分たちの勝ち点しか見ていない。残り試合で自分たちが望んでいる勝ち点に到達するためのトレーニング、メンバー編成を考えていくだけ」と順位は一切頭にない。
「地道に我慢強くが今のテーマ」と岩政監督はした上で「結果が良かろうが悪かろうが、しっかり分析し、できることが増えていって、できないことが減っていけば、当然、右肩上がりになっていく。勝った負けたでぶれすぎないことが、何よりチーム作りには大事」と続けた。1試合の結果に一喜一憂し過ぎず、課題を修正しながら、巻き返しへの土台を築いていく。