【巨人】阿部監督、大勢の勝利呼び込む回またぎ登板「９連戦ですけどアタマは絶対に負けたくないと伝えたら行ってくれると」

１２回１死二、三塁、甲斐拓也の中犠飛でサヨナラ勝利し、両手を挙げる阿部慎之助監督（カメラ・堺　恒志）

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◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人４×—３広島＝延長１２回＝（２９日・東京ドーム）

　巨人が広島を破り、開幕からの対広島の連敗を「３」で止めた。２２日の中日戦（東京Ｄ）、１４奪三振で２勝目を挙げた先発・井上温大投手が末包昇大外野手に４回に同点２ラン、６回には勝ち越しタイムリーを許し、６回５安打３失点で降板。打線は１点を追う９回に敵失で追いついて延長戦となり、延長１２回に劇的なサヨナラ勝ちを決めた。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

—最後は甲斐がサヨナラ犠飛

「追い込まれていたんですけど素晴らしいバッティングでした」

—延長１２回は吉川、岡本の連打でチャンスメイク

「素晴らしい粘りで尚輝が出たので、和真も自分のたぶん頭の中で長打を消してつなぐ意識が出たので、こういう１本がね、すごく大きいと思いますし、たぶん長いの打たないととか思いすぎてバッティングがちょっと下降気味になっている部分もあるので、すごくいいきっかけになる和真にとってはヒットだったと思います」

—大勢がイニングまたぎで２回無失点

「ああいう形で追いついたので、９連戦ですけどアタマは絶対に負けたくないって気持ちを僕が伝えたら、行ってくれるって言ったので」

—１２回のセンター増田大のダイビングキャッチも大きかった

「そうですね。全てがうまくはまったというか。もちろん増田がスーパープレーしてくれたので勝ったようなものだなと思います」

—明日に向けて

「とにかく一戦必勝でやっていきたいと思います」

—９回２死一塁から相手のミスで同点に追いついた

「まあ、甲子園で言った通りだよ。野球は何があるか分からないし。相手がミスしてくれたんだけど、本当に明日は我が身だよね。そういうことがこっちも起きうるってことだからね。そこは喜ぶ反面、自分たちにも起きうるってことでもう一回緊張感持ってほしいなと思いました」

—大勢が流れを呼ぶ快投

「もう大勢に抑えてもらうしかなかったので。大勢よりいいピッチャー残っていなかったのでね」

—キャベッジに本塁打

「いつもアグレッシブに頑張ってくれているので、それを継続してやってくれればいいかなと思います」

—打球速度１８２キロのすごい打球だった

「超えたと思ったら入ってたね。すごい打球だった」