【大学野球】北海道で春の珍事!? 5月なのに札幌六大学野球で日没コールド 新谷盛飛捕手「手元で全部消えた」
2025年5月1日(木)19時16分 スポーツ報知
日没により8回途中で打ち切られた北海学園大―東海大札幌の試合(カメラ・島山知房)
◆札幌六大学野球春季リーグ戦第1節第1日 北海学園大9—3東海大札幌=7回日没コールド=(1日、札幌円山球場)
3季ぶりの優勝を目指す北海学園大が9—3で東海大札幌に勝利。春季リーグ戦では異例の日没コールドにより、8回途中で試合が打ち切られた。
開会式と第1試合開始時間が遅れたことに加え、第1試合が2時間59分、第2試合が2時間45分と長時間の試合となり、第3試合は1時間40分遅れの午後3時50分に始まった。
中盤から太陽が沈み始めたが、日没時刻の午後6時35分前に試合成立となる7回は終了。8回表の北海学園大の攻撃中に日没時刻を過ぎると、1死一、二塁から9番・新谷盛飛捕手が空振り三振した直後に審判団が集まって協議。札幌円山球場はナイター設備がないため継続が困難と判断して打ち切りとなった。
“最後の打者”となった新谷は「(7回裏の守備では球が)普通に見えていたのでいけるかなと思って打席に立ったけど、打席に立ったら見えなかった。ピッチャーが投げた瞬間は見えたけど、手元で全部消えた」と証言。島崎圭介監督は「後味は悪いですけどね。点差が最後付いていたのでお互い納得はいくと思いますけど、野球はやっぱり9回やりたいですよね」と話した。