【兵庫CS】マテンロウコマンド4連勝で重賞初制覇 松山弘平騎手は史上初 兵庫のダートグレード4競走完全制覇
2025年5月1日(木)16時25分 スポーツ報知
兵庫チャンピオンシップを制したマテンロウコマンド(左)
◆第26回兵庫チャンピオンシップ・Jpn2(5月1日、園田競馬場・ダート1400メートル、良)
昨年から3歳春のダート短距離王決定戦となった交流重賞は、12頭(JRA5、兵庫6、名古屋1)で争われ、1馬人気でJRAのマテンロウコマンド(牡、栗東・長谷川浩大厩舎、父ドレフォン)が、道中3番手から直線抜け出して重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分27秒9。JRA所属馬は02年の第3回から24年連続のV。
昨年11月に松山弘平騎手の手綱で未勝利戦を勝つと、同じコンビで1勝クラス、前走の昇竜Sに続く4連勝。ダートは6戦全て1400メートル戦で、得意距離での初タイトル。松山騎手は、兵庫競馬のダートグレード4競走(他は兵庫女王盃=25年テンカジョウ、兵庫ジュニアグランプリ=23年イーグルノワール、兵庫ゴールドトロフィー=20年サクセスエナジー)を初の完全制覇となった。
2着は4番人気でJRAのハッピーマン(坂井瑠星騎手)、3着は3番人気でJRAのリリーフィールド(武豊騎手)が入った。
松山弘平騎手(マテンロウオリオン=1着)「人気に支持していただいていましたし、ほっとしています。ある程度前、というのが有利な馬場で、相手を見ながら枠。理想の展開で理想通りのレースができました。馬は初めての競馬場でキョロキョロしていたけど、レースにいったら反応してくれましたし、最後までしっかり押し切って強い競馬をしてくれました。前走も馬の後ろからレースをしてくれて、(陣営が)うまくつくってくれて、どういった競馬でも対応できるようになっているのが心強いし、成長を感じる所です。幼い部分もあるし、まだまだ成長できる馬です。(自身は兵庫のダートグレード4レース完全制覇で)何とか達成できてうれしいです」