八村塁 今季最多タイ5本の3P含む23得点も...レイカーズPO1回戦で姿消す「まさか敗退するとは...」
2025年5月1日(木)13時54分 スポーツニッポン
◇NBAプレーオフ1回戦・第5戦 レイカーズ96ー103ウルブズ(2025年4月30日 クリプト・ドットコム・アリーナ)
レイカーズの八村塁(27)が4月30日(日本時間5月1日)、西プレーオフ(PO)1回戦第5戦の本拠地ウルブズ戦に先発出場。豪快なダンクシュートや今季最多タイの5本の3Pシュートを含む23得点の躍動を見せた。しかしチームは大接戦の死闘に競り負けて1回戦敗退が決定した。
“背水の陣”となった本拠地での第5戦でもスタメンに名を連ねた八村。第1Q残り7分16秒で右コーナーからドライブイン。パリ五輪でも対決したルディ・ゴベア越しの豪快な片手ダンクシュートを叩き込んで、この試合初得点。さらに残り6分46秒にはトップから3Pシュートを放つが失敗。しかし自らリバウンドに飛び込んで、ゴール下でシュートを決めた。残り4分52秒で一旦ベンチに下がった。
第2Q開始からコートに戻った。残り9分1秒で右ウイング付近から3Pシュートを決めた。残り7分15秒には左コーナーから3Pシュートを決めて2桁得点に乗せた。残り5分26秒には相手の24秒バイオレーションを誘う好守備も見せて、残り4分21秒でベンチに下がった。残り1分から再び出場した。
第3Qも引き続きコートに立った。残り8分21秒でトップから3本目となる3Pシュートを沈めて、後半初得点を挙げた。残り5分57秒で左ウイング付近から3Pシュートを決めた。残り3分6秒で速攻からドンチッチとのアリウープダンクを叩き込むと会場は大熱狂となった。
1点ビハインドで迎えた勝負の第4Q。残り11分3秒にゴール下で力強くシュートを決めた。残り9分で一旦ベンチに下がったが、残り8分39秒でコートに戻った。残り1分42秒で今季最多タイとなる5本目の3Pシュートを沈めた。しかし力が及ばなかった。
八村は39分26秒出場。23得点4リバウンドをマーク。シュートは16本試投で9本成功。FG成功率は56.3%。3Pシュートは8本試投でチーム最多の5本成功。3P成功率は62.5%を記録した。
チームは第1Qに最大14点リードを許す苦しい立ち上がりとなった。第2Qには一時3点差まで詰め寄ったが、10点ビハインドで前半を折り返した。第3Q開始からレブロン・ジェームズが連続得点。チームにエネルギーを注入すると、残り3分から八村のアリウープダンク、ドリアン・フィニースミスの3Pシュートの連続得点で試合をひっくり返した。1点を争う展開で第4Qに突入した。しかし大接戦の展開で競り負けてホームアドバンテージがありながらも、1回戦で姿を消すことになった。
▼八村塁 本当に残念です。まさか1回戦で敗退するとは思っていませんでした。シリーズが始まる前は良い感触を持っていました。少し悲しいです。
▼JJ・レディック監督 ターンオーバーが多すぎて、オフェンスリバウンドを取られすぎた。フリーの3ポイントシュートも外してしまった。リングの近くでもいくつかのシュートも外してしまった。やはり失望が大きい。私たちの選手たちは十分に頑張って、正しいことをすべてやったと思う。私たちは持っているもので何とかしようとしましたが、少し足りませんでした。