井上尚弥、次戦は9・14東京でWBA団体内統一戦か…米メディア報道
2025年5月2日(金)12時24分 スポーツ報知
大勢の現地ファンに囲まれサインに応じる井上尚弥(大橋ジム提供)
プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=とWBA世界同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=が、9月14日に東京で対戦することが決定したと1日(日本時間2日)、米専門メディア「ボクシングシーン」が報じた。
アフマダリエフと契約を結ぶ英興行王手マッチルームのエディ・ハーン・プロモーターが自身のX(旧ツイッター)で「ついに契約が完了! ウズベキスタンのパワーvsモンスター この階級でベストファイトだ」と投稿。米国で最も権威のある専門誌「ザ・リング」など米複数メディアも、この投稿をもとにアフマダリエフ戦の契約を結んだことを報じた。
この中で「ボクシングシーン」は、井上は4日(同5日)に米ラスベガスでWBA1位のラモン・カルデナス(米国)と防衛戦をクリアした場合、アフマダリエフ戦が「9月14日に東京で開催されることを確認した」と伝えている。
アフマダリエフは元WBA・IBF世界同級王者で、21年4月の防衛戦では岩佐亮佑(セレス)にも5回TKO勝利。2023年4月に王座陥落したが、昨年12月にリカルド・エスピノサ(メキシコ)を3回TKOで下し、WBA暫定王座を獲得した。戦績は13勝(10KO)1敗。
井上はこの日、カルデナス戦の公式行事となる到着イベントで、今後について「ある程度、今後の選手は絞れていますけれど、まずはカルデナスに集中したいと思います」と話している。