菊池雄星 5回5安打2失点で今季初勝利の権利 2被弾も味方打線が援護 勝てば自身最遅7戦目の初白星
2025年5月2日(金)12時3分 スポーツニッポン
◇ア・リーグ エンゼルス—タイガース(2025年5月1日 アナハイム)
エンゼルスの菊池雄星投手(33)が1日、本拠でのタイガース戦に先発登板。5回を5安打2失点に抑え、今季初勝利の権利を手に入れて降板した。
打線が2回にオハピーが先制ソロを放って菊池を援護した。しかし、3回に先頭の8番バエスに左越えの同点ソロを浴びると、2死後には2番トーレスにも左越えにソロを許して逆転された。続く3番グリーンには死球を与えるなど制球を乱したが、4番イバネスは遊飛に仕留めて切り抜けた。
それでも打線がすぐさま取り返した。3回に1死からネトが左前打で出塁すると、2死三塁からソレアが左越えに逆転2ランを放った。4回2死一、二塁ではニューマンが投手強襲の安打を放ち、4点目を奪った。5回は2死から連打を許して一、三塁のピンチを招いたが、イバネスを三直に打ち取った。
エンゼルス移籍1年目で開幕投手も務めた菊池は、今季ここまで6試合で0勝4敗、防御率4.31。これまではメジャー移籍1年目のマリナーズでの2019年の6試合目(4月20日、エンゼルス戦)が最も遅いシーズン初勝利で、7試合目での今季初勝利なるか。