菊池雄星、移籍後7戦目でいまだ白星なし...5回2失点で勝利投手権利も、エ軍は6連敗、終盤大量失点で崩壊
2025年5月2日(金)13時25分 TBS NEWS DIG
■MLB エンゼルス 4ー10 タイガース(日本時間2日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの菊池雄星(33)が本拠地でのタイガース戦に先発し、5回93球を投げ、5安打2失点で降板。勝利投手の権利を得るも、救援陣が8回に大量5失点を喫するなど、エンゼルスは逆転負けで6連敗。菊池は開幕から7度目の登板も、移籍後初白星はまたもお預けとなった。
中4日で挑んだこの日、立ち上がり、1死で四球を与えたが、後続を打ち取り、2回は3者凡退。打線は2回にL.オホッピーが9号ソロを放ち、エ軍が先制点を挙げた。
菊池は3回、先頭のバエスに同点弾を浴びると、2死でトーレスにソロを打たれ1−2と逆転を許す。しかし、直後の打線も奮起し、3回はソレアの2ランで3−2と再びリードすると、4回は2死一・二塁からニューマンのタイムリーで4−2。
援護をもらった菊池は4回、5回とランナーを背負うも無失点で切り抜け、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。
だが2点リードのまま迎えた8回は、7回から続投のR.ゼファージャンがヒットを許すと、代わったR.デトマーズが2本のタイムリーを浴び4−4で試合は振り出しに。菊池の勝利は消滅。さらにディングラーに勝ち越しの3ランを打たれ、試合をひっくり返されてしまった。
9回も3失点で終わってみれば4−10と大敗。一時は地区首位だったエンゼルスだが、直近16戦で3勝のみと苦しい展開が続き、6連敗で12勝18敗。最下位から抜け出すきっかけをつかめずにいる。