巨人・岡本、バウアー撃ちへ「勝てるように」過去2試合は打率5割3本塁打 キャベッジも28歳誕生日弾狙う

2025年5月3日(土)5時0分 スポーツ報知

ティー打撃をするキャベッジ(球団提供)

 巨人の岡本和真内野手(28)とトレイ・キャベッジ外野手(28)が2日、スライドで3日に登板するDeNA・バウアー撃ちへ意欲を示した。今季チームの計20本塁打中、13発をマークしている大砲コンビが大物撃ちで、4連勝中のチームをさらなる上昇気流に乗せる。

 フル稼働中の主砲にとっても恵みの雨となった。一塁、三塁をこなしながら全28試合で4番を務めている岡本は「あした勝てるように頑張りたい」と練習はせず帰宅し、休養に努めた。昨季は3試合が中止となったが、次戦は13打数5安打で打率3割8分5厘、2本塁打、3打点と爆発。つかの間の休息で体をリフレッシュし、きっちりと結果を残してきた。

 バウアーとは過去2試合で6打数3安打、打率5割、3本塁打。2年ぶりの対決となった4月16日のDeNA戦(東京D)では2発を浴びせサイ・ヤング賞右腕から「メジャーリーグの中でもいい選手になる」と言わしめた。「すごくいいピッチャー」と対戦を毎回、心待ちにする相手をみたび、打ち砕く。

 同戦は左手親指負傷で離脱していたキャベッジ。バウアーとは来日前を含めて初対戦となる。米国時代はマイナーが主戦場だった男にとって、夢にまで見た対決が日本で実現した。「とてもいいピッチャーなので対戦が楽しみ。球種、どういうゾーンにボールが集まるのかというのをしっかり研究して臨みたい」と声を弾ませた。

 前日1日の広島戦(東京D)は5号ソロを含む6打数3安打でフル出場。4時間39分に及ぶ激闘の疲れも残っていたはずだが「おごらず、最良の状態をキープできるように」と雨天中止の一報後も室内に移動してバットを振った。3日に28歳の誕生日を迎え「最高のスイングをしたい」と自らのバットで祝福する。左右の中軸コンビが、雨上がりの横浜にアーチをかける。(内田 拓希)

 ◆前回の巨人VSバウアー 4月16日のDeNA戦(東京D)で今季初対戦。初回に吉川の先制適時打、岡本の内野ゴロの間に2点先制すると、3回に岡本のソロで1点追加。5回には岡本が2打席連発となる左越え2ランを放ち5回7安打5得点と攻略。チームは5—0で完封勝利した。

スポーツ報知

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