十両・羽出山「突っ張っても吸収されて...」 東洋大の先輩・御嶽海と4番で1勝 ぶつかり稽古では砂まみれ

2025年5月3日(土)16時21分 スポーツニッポン

 十両・羽出山(25=玉ノ井部屋)が3日、東京都足立区の同部屋で出稽古に訪れた元大関で十両の御嶽海(32=出羽海部屋)や若ノ勝(21=常盤山部屋)らと14番取って6勝8敗だった。

 湊川親方(元大関・貴景勝)らが見守る中での稽古。東洋大の先輩・御嶽海とは初めての相撲で4番取った。「全然、力が通じない。突っ張っても吸収されて、向こうの方が余裕あって、さばかれている感じがする。前に圧力を出してきたら、一方的に相撲を取られてという感じ」と語った。

 得意の突き、押しで攻め、もろ差しになって寄り切り1勝した。それでも「若ノ勝関みたいにバーンと一発で持っていける流れのいい突き、押しを僕は目指している。そういった意味では自分の相撲が取れていないし、勝ちはしたけど、ただ勝っただけ。僕の形ではないので、まだまだという感じ」と反省しきりだった。

 ぶつかり稽古では御嶽海に胸を出してもらい、何度も転がされて砂まみれになった。「胸を出していただいたことが何よりもメッセージなのかなと思う」と感謝を込めた。

 夏場所(11日初日、東京・両国国技館)まで約1週間となり、「もっともっと稽古して、どれだけ突き詰めて自分の相撲を、もっと磨けるかが勝負かなと思う」。新十両だった初場所は負け越しで、先場所は8勝7敗で勝ち越し。勝負の十両3場所目へ準備を進める。

スポーツニッポン

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