佐々木朗希 自己最多98球5回3失点でメジャー初勝利の権利...雷雨遅延で第1球は午後10時33分
2025年5月4日（日）13時13分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ブレーブスードジャース（2025年5月3日 アトランタ）
ドジャースの佐々木朗希投手（23）が3日（日本時間4日）、敵地でのブレーブス戦にメジャー7度目の先発。登板中に7点の援護を受け、5回6安打3四死球4奪三振3失点でメジャー初勝利の権利を得た。
雷雨のため、試合は3時間6分遅れの米東部時間午後10時21分（同4日午前11時21分）に開始。佐々木が第1球を投じたのは同10時33分だった。初回は2死一、二塁で5番・マーフィーを高め直球で見逃し三振。味方が1点を先制した2回は1死一塁から8番・ホワイトにスライダーを右翼線へはじき返され、適時三塁打で1—1の同点に追いつかれた。
打線からは強力な援護を受け続けた。3回は大谷翔平の8号ソロとT・ヘルナンデスの適時打で2点。4回にも2死後、大谷からの5連打で4点が入り7—1となった。しかし、佐々木は4回、先頭打者の6番・アルビーズに右翼席へソロを叩き込まれ、さらに8番・ホワイト、9番・アレンの下位打線に短長打を浴びて3失点目。それでも5回はこの試合初めて3者凡退に抑え、メジャー自己最多の98球を投じて7—3の6回からマウンドを譲った。
開幕当初は制球難のため早い回での降板試合もあったが、4月13日（同14日）のカブス戦からは3試合連続で先発投手としての責任投球回をまっとう。前回登板の同26日（同27日）のパイレーツ戦では93球を投じ、5回2/3を3失点でチームの勝利に貢献していた。
