夏場所新入幕の嘉陽が元気に稽古 2日の稽古総見では負傷も「動けるようになったので、大事には至っていない」
2025年5月6日(火)23時40分 スポーツ報知
稽古で笑顔を見せる嘉陽(カメラ・大西健太)
大相撲夏場所(11日初日、東京・両国国技館)で新入幕の嘉陽(中村)が6日、東京・墨田区の部屋で稽古で調整した。
2日の横綱審議委員会による稽古総見(国技館)ではぶつかり稽古で横綱・豊昇龍(立浪)の胸を借りたが、稽古中に苦悶(くもん)の表情を浮かべて、土俵を降りていた。不安を抱えていた腰に痛みを感じたといい「頭から足まで電撃が走ったような感じで、動けなくなった。でも一日安静にしていたら、動けるようになったので、大事には至っていないです」と説明した。
この日も「見ている以上にキツイです」と語りながら、部屋独自の“はたき込みを残す稽古”で元気に土俵を駆けまわった。