36歳の中日・大野「今は常に首の皮一枚と思って投げている」4度目の先発で6回2安打無失点で初白星
2025年5月7日(水)21時44分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 中日2—1DeNA(2025年5月7日 バンテリンD)
中日の36歳のベテラン・大野が6回2安打無失点、二塁を踏ませぬ快投で、4度目の先発で今季初勝利を飾った。
「本当に勝つのは難しいなと毎年思うし、“いつになったら勝てんのやろ”と思いながら投げていますけど、一つ勝ったら気持ちも落ち着く。昔、ローテーションをずっと守っていた頃と違って、今は常に首の皮一枚と思って投げているんで。そういう気持ちで気を抜かずいきたい」
多彩な球種を適度にコーナーに散らしながら、打たせて取る円熟の投球。DeNA戦は21年9月3日以来4年ぶりの勝利で、チームの連敗も4で止めた。井上監督も「大野も本当にノドから手が出るぐらい初勝利を欲しがっていたでしょうし。“5回ピシャッと投げてくれればいいよ”という話はしていたんですけど、6回まで頑張ってくれた。二重丸です」とねぎらった。