ソフトバンク モイネロが7回1安打無失点で3勝目 ベルーナDで通算5試合4勝無敗、防御率0・46
2025年5月7日(水)6時0分 スポーツニッポン
◇パ・リーグ ソフトバンク10—0西武(2025年5月6日 ベルーナD)
ソフトバンクのモイネロは7回1安打無失点、無四球。84球で西武打戦を料理し、4月8日のオリックス戦以来約1カ月ぶりの3勝目を手にした。
「早い回から野手のみなさんが良い攻撃をしてくれたおかげで、いいリズムで投げることができました。本当に感謝です」
序盤から援護に支えられ、テンポ良く投げ込んだ。唯一、許した4回の滝沢の内野安打も詰まらせた打球で、続く渡部聖を三塁への併殺打に仕留めた。7回全て3人で片付ける貫禄の投球に「援護があった中だったが、四球もなくすごく良かった」と納得の様子だった。
ベルーナドームは昨年4月13日に先発初勝利を挙げた場所。この日も合わせ、通算5試合4勝無敗、防御率は圧巻の0・46だ。「マウンドがちょっと低いんだけど、雰囲気はいいよ。ファンの声が大きいから好きではないね」と得意ではないと語っていたが、この日はほぼ、走者を背負うこともなく、数少ない不安要素だった西武ファンが沸く場面も皆無だった。
残塁0のまま完投ペースだったが、小久保監督は7回終了時に左腕と“ご苦労さん”のハイタッチ。「来週、西武戦あるからね」とその理由を語った。余力を残した圧巻の内容。5月のモイネロは白星の量産態勢に入りそうだ。