千賀滉大が6回2安打無失点で4勝、規定投球回に到達し防御率1・16は山本由伸に次いでリーグ2位
2025年5月8日(木)7時29分 スポーツ報知
◆米大リーグ ダイヤモンドバックス1—7メッツ(7日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)
メッツの千賀滉大投手が7日(日本時間8日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発し、6回を2安打無失点で4勝目をマーク。規定投球回にも到達し防御率1・16は山本由伸(ドジャース)に次いでナ・リーグ2位に進出した。
前回は体調不良の中、ダイヤモンドバックス相手に4回を1失点で敗れた千賀。この日も序盤から制球力が安定せずに3回まで毎回の5四球を出したが、1回は捕手トーレンスが二盗を阻止。2回1死一塁でトーマスに左中間二塁打を許したが、本塁を狙った一塁走者を中—遊—捕の見事なカットプレーで刺し、千賀も思わず両手を上げてガッツポーズで喜んだ。
3回には連続四球で無死一、二塁のピンチも送りバント失敗と併殺打で切り抜けると、4、5回は2イニング連続3者凡退に抑えた。
調子が落ちてきたメッツ打線だったが6回にソトが中堅越えの6号ソロで先制すると、7回にはアクーニャの中前安打とマクニールの三塁打で2点、8回にはソトの2打席連続アーチが飛び出した。
千賀は6回を2安打4奪三振、5与四球。89球投げストライクは48球と苦しんだがバックの好守もあっての4勝目だった。