元巨人、日本ハムの村田透が今季初勝利 チェコリーグで日本人投手対決制す

2025年5月10日(土)12時13分 スポーツ報知

村田透

 元巨人、日本ハムでチェコリーグのソコル・フボルカーでプレーする村田透投手が9日、プラハ・イーグルス戦に先発。5回5安打2失点で勝利投手になり、今季2登板目で初勝利を挙げた。防御率は2・45となった。

 相手の先発は奈良・畝傍高、神戸大出身で関西独立リーグ・堺でプレーした丹波夏希投手。チェコで日本人投手対決が実現した。

 丹波は7回途中まで3失点と力投。終盤まで3—2でフルボカー1点リードの接戦となった。試合は8、9回にフルボカーが2点ずつ加え7—2で勝利した。

 39歳の村田は今月にチェコに入り、4日のコトラーシュカ・プラハ戦で今季初登板初先発。6回3安打1失点と好投してチームの勝利に貢献していた。

 村田は大体大から07年の大学・社会人ドラフト1巡目で巨人に入団。巨人では1軍登板なしで2010年オフに戦力外通告を受け、その後は米球界に挑戦。インディアンスとマイナー契約を結び、11年からは米マイナーでプレーし、15年に夢のメジャー昇格をつかむと、オリオールズ戦で初登板初先発。3回1/3を5失点で敗戦投手となったが、メジャー登板を果たした。

 17年から日本ハムと契約して日本球界復帰。この年にNPB初勝利を挙げると18年は主に先発として6勝をマーク。日本ハムには21年まで在籍した。

 22年からは再び海外に挑戦の舞台を移し、オーストラリアやドイツでプレー。昨年はチェコリーグのカーディオン・フロシ・ブルノでプレーした。

 チェコはWBCで侍ジャパンと対戦したこともあり日本と友好関係が深い。チェコ代表の主砲フルプは現在、巨人の育成選手としてプレーしている。

スポーツ報知

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