【リーグワン】埼玉が計8トライで大勝 RS2位から4季ぶり王座奪回へ
2025年5月10日(土)16時34分 スポーツニッポン
◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部最終節 埼玉60—17東京SG(2025年5月10日 埼玉・熊谷ラグビー場)
すでに4季連続のプレーオフ進出を決めている埼玉は、東京SGを60—17で下し、14勝2分け2敗、総勝ち点71で、レギュラーシーズン(RS)を2位で終えた。3季連続のRS1位は逃したものの、上位2チームに与えられるシードを獲得。プレーオフは25日の準決勝(東京・秩父宮ラグビー場)からの登場となり、3位・東京ベイ—6位・東京SGの勝者と対戦する。
両者の対戦は昨年12月の開幕節以来、5カ月ぶり。この時も33—12で勝利を収めている埼玉は、前半4分のCTBダミアン・デアレンデのトライで先制。その後もWTB長田智希、LOリアム・ミッチェル、LOルード・デヤハーと続き、29—10でハーフタイムを迎えた。
後半も勢いは止まらず、同16分にはハーフウェー付近から抜け出したミッチェルがこの日2トライ目。途中出場のFL大西樹、HO坂手淳史にもトライが生まれるなど、前後半計8トライで、RS最後の試合を大勝で締めくくった。
旧トップリーグ時代に5度、リーグワンでも初代王者に輝いた埼玉だが、最近2シーズンはRS1位通過を果たしながらも、決勝で敗れて2位止まり。今季はRS2位だが、総勝ち点は1位のBL東京と同数。堂々たる成績を残し、4季ぶりの王座奪回を目指す。