幕下筆頭の天空海が豪快な“内股” 今場所から弓取り務め「集中が高まっている」
2025年5月15日(木)16時38分 スポーツ報知
天空海(右)が掛け投げで北の若に勝利(カメラ・安藤 篤志)
◆大相撲夏場所5日目(15日、東京・両国国技館)
東幕下筆頭・天空海(立浪)が西同・北の若(八角)を掛け投げで2勝1敗となった。立ち合いで「少し見て組んでしまった」とやや出遅れ、受け止めた。それでも右上手をがっちりつかんで足をかける柔道の“内股”のような掛け投げを決めた。
柔道経験者らしい豪快な勝ちっぷりに「同じ幕下筆頭に勝てたのはでかい」とうなずいた。今場所から取組後の弓取りを務める。「結びの取組を見ることで糧になっている。集中が高まっている」と活躍の理由を挙げた。勝ち越せば十両復帰がぐっと近づくだけに喜んだ。