幕下付け出しの行徳がプロ初黒星「これから動画見て反省します。悔しい」 18歳福崎に敗れ連勝5で止まる
2025年5月21日(水)14時15分 スポーツニッポン
◇大相撲夏場所11日目(2025年5月21日 東京・両国国技館)
幕下最下位格付け出しの行徳(22=玉ノ井部屋)が、西幕下39枚目の福崎(18=藤島部屋)に押し出しで敗れ、プロ初黒星を喫した。
「立ち合いで負けないようにいこうと思った」と立ち合いから攻め込み、土俵際まで追い込んだが、福崎に回り込まれて押し出された。「ダメでした。いい形を取りたかった」と振り返った。
現行制度では高校生初となる幕下最下位格付け出しの資格を得て、先場所でデビューした福崎については「特にはない。自分の相撲を取る感じだった」。デビューからの連勝は5で止まった。「これから動画を見て反省します。悔しいですね」と唇をかんだ。
◇行徳 康祐(ぎょうとく・こうすけ)2002年(平14)10月22日生まれ、東京都荒川区出身の22歳。小1から相撲を始め、中3まで文京針ケ谷相撲クラブ。足立新田高—拓大政経学部卒。学生相撲の経験はなし。昨年10月の国民スポーツ大会で個人3位。12月の全日本選手権は優勝した池田俊に敗れ16強。1メートル78、体重143キロ。得意は左四つ、押し。家族は父と兄。血液型A。趣味は「相撲」、天体観測。