「右投手なのに除外」キム・ヘソンの“スタメン外”に韓国メディアが不満あらわ 好調の背景に1番・大谷翔平の「効果」
2025年5月22日(木)16時30分 ココカラネクスト

キム・ヘソンのスタメン外に韓国メディアが不満をあらわに(C)Getty Images
ドジャースは現地時間5月21日(日本時間22日)に本拠地で行われたダイヤモンドバックス戦に3−1で勝利。6回に飛び出したテオスカー・ヘルナンデスの10号3ランで逆転勝ちを収めた。
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この日は、メジャーに昇格してから活躍を続けているキム・ヘソンがスタメンから外れた。韓国メディア『OSEN』は「『打率.378』キム・ヘソン、右投手の先発なのにスタメン除外」と伝え、不満をあらわにした。
キムは右投手との対戦で打率.378と高い打率を残しているだけに、先発除外には疑問を感じたようだ。さらに、相手先発は2021年のサイ・ヤング賞右腕のコービン・バーンズで、11日の敵地での試合では、右腕から安打を放っていた。それだけに「バーンズを相手に対応力を見せてくれたキム・ヘソンだったので、この日再戦が期待されたが、先発から外れてしまった」と、嘆いていた。
別の記事では、キムの好調さに触れ、その要因として「キム・ヘソンは主に9番の打順に入る。 1番のショウヘイ・オオタニの前で打つと、相手が勝負を避けられず、その効果をキム・ヘソンがきちんとものにしている」と、後ろに強打者の大谷が控えていることが、キムにとって大きいと伝えている。
この日はスタメン外だったが、巧みなバットコントロールと走力でアピールを続けるキム。トミー・エドマンが復帰後はマイナーに降格することが濃厚と見られていたものの、現在もメジャーに残りプレーを続けている。今後どんな活躍を見せてくれるのか、楽しみな26歳だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]