バレー女子日本代表がキックオフ会見 アクバシュ新監督「強い根っこを持ったチームを構築」
2025年5月22日(木)15時36分 スポーツ報知
バレーボール女子日本代表のキックオフ会見に出席したフェルハト・アクバシュ監督(カメラ・手島莉子)
2025年度バレーボール女子日本代表チームのキックオフ記者会見が22日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、フェルハト・アクバシュ新監督は「まずは今シーズンの2つの大きい大会、ネーションズリーグ(VNL、6月4日開幕)と世界バレー(8月、タイ)に向けて選手スタッフ一同で頑張っています。まずは来たる大会で良い結果を出して、その結果を持って五輪に臨んでいきたい」と2028年ロサンゼルス五輪に向けての最初のシーズンを勢いよくスタートさせた。
チームのスローガンは「STRONG ROOTS」。アクバシュ監督は「強い根っこを持ったチームを構築していきたい。そのためには従来の日本のバレーボールをキープしながら、若い選手の革新的なプレーも加えて、根っこを強いものにしていきたい。道のりは非常に難しいですし、到達するにも難しいですが、挑戦して、ぜひ花を咲かせたい。全員がベストな結果を生み出していきたい」と説明した。
新主将に就任した石川真佑(ノヴァーラ)は「それぞれのスキルのレベルアップ、強いチームを作っていくことがすごく大事。最初のシーズンなのでうまくいくこと、いかないこともあると思いますが、チームが一つになって良い方向に向かっていきたい」と決意表明した。真佑は男子日本代表主将の兄・祐希(ペルージャ)ときょうだいで男女代表の主将となった。