【巨人】山崎伊織、5回2安打2失点 杉内コーチ「ストレートの制球、変化球のキレともにいいね」

2025年5月22日(木)19時48分 スポーツ報知

力投する先発・山﨑伊織(カメラ・豊田 秀一)

◆JERA セ・リーグ 阪神ー巨人(22日・甲子園)

 巨人は阿部慎之助監督の指揮官100勝をかけ、山崎伊織投手が6勝目を目指して先発。2回に逆転2ランを許したが、5回まで2安打2失点(自責1)と粘投している。

 先制したのは巨人。2回、先頭の4番・キャベッジ外野手が遊撃内野安打、甲斐拓也捕手が左前打で続き無死一、二塁。中山礼都内野手は送りバント失敗の捕邪飛に終わったが、泉口友汰内野手が右翼線を破る二塁打を放ち、二塁からキャベッジが生還し1点を挙げた。

 しかし、直後の2回裏に逆転された。先頭の佐藤輝明内野手を一ゴロ悪送球で出塁させた無死一塁から、大山悠輔内野手に打った瞬間にわかる2号2ラン本塁打を浴び、試合をひっくり返された。

 追う巨人は3回、先頭の増田陸内野手が四球で出塁。門脇誠内野手の送りバントは一塁線への内野安打となり、吉川尚輝内野手は死球で無死満塁とチャンスを広げたが、キャベッジ、甲斐はいずれも阪神の先発・デュプランティエ投手の154キロのストレートに空振り三振、中山は変化球に空振り三振に倒れ、無死満塁を生かせなかった。

 4回も泉口が先頭で左前打で出塁し、1死から山崎が送りバントを決め2死二塁としたが、増田陸は二ゴロに打ち取られた。

 山崎が4回にピンチを迎えた。先頭の森下翔太外野手に四球、佐藤輝の当たりは山崎の足に当たってから中前に抜ける安打となり無死一、三塁。大山の遊ゴロで本塁を突いた森下がタッチアウト。なおも1死一、二塁で高寺望夢内野手の中飛と大山の二塁盗塁で2死二、三塁とされたが、坂本誠志郎捕手を二ゴロに打ち取り、追加点は許さなかった。5回の山崎は2死から二ゴロ失策で走者を出したが、二塁盗塁を甲斐が刺して切り抜けた。

 山崎の投球について杉内俊哉投手チーフコーチは「ストレートのコントロール・変化球のキレ共にいいね。ホームランの1球は高めに浮いてしまったけど、基本は低めに集められている。味方の逆転を信じて1イニングでも長く投げて欲しいね」とコメントした。

スポーツ報知

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