日本ハム 育成2年目・孫易磊を支配下登録へ 最速157キロ“台湾の至宝”

2025年5月22日(木)8時30分 スポーツニッポン

 日本ハムの育成2年目で、台湾出身の右腕・孫易磊(スン・イーレイ)投手(20)が、支配下選手登録されることが22日、分かった。近く発表される。最速157キロで“台湾の至宝”と称され、新庄剛志監督(53)も大きな期待を寄せる将来性抜群の逸材が、首位を走るチームの起爆剤になりそうだ。

 来日1年目の昨季はイースタン・リーグで15試合に登板して2勝2敗、防御率3・86をマーク。今季はここまで同リーグで7試合に登板し、2勝負けなし、防御率1・35と順調に成長を遂げてきた。また、2月には台湾代表としてWBC予選に出場し、本戦出場に貢献するなど多くの経験を積んできたことから、球団は支配下登録を決めたもようだ。

 3月2日には故郷・台湾シリーズの統一戦に先発し、1回無安打無失点で最速は152キロを計測。「1軍で投げることが楽しみ」と早期の支配下登録を願っていた。新庄監督も「僕はすぐ使いたいぐらいの投手なんですけど、なんせフロントが大事に育てていきたいと。僕が1軍の打者を抑えられると受け止めた時は、フロントに土下座して支配下にしてくれとお願いしようと思っている」と大きな期待を寄せていた。

 同じ台湾出身の古林睿煬(グーリン・ルェヤン)も11日の楽天戦で100球以内の「マダックス」での完封勝利を挙げるなど、ここまで2勝をマーク。“台湾右腕コンビ”の活躍が期待される。

スポーツニッポン

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